ダージリン オータムナルの楽しみ方
~秋に摘み取る 特別なダージリン~
ダージリン オータムナルの楽しみ方
~秋に摘み取る 特別なダージリン~
れいか:Aokiさん、こんにちは!つい最近、「プリミアスティーブティック丸の内」へダージリンを買いに行ったら、ティーコンシェルジュの方からダージリンのオータムナルをすすめられたので買ってみましたよ!
AOKI:れいかさん、最近はずいぶんいろいろなお茶を試してるようだね。それで、飲んでみた感想は?どんな感じ?
れいか:それが、じつはまだ飲んでないんです…。ダージリンのオータムナルってなんか難しそうで…。Aokiさんからオータムナルのことを詳しく聞いてから飲もうと思って。ご説明、よろしくお願いしま~す♪
AOKI:いいよ。じゃあ、まず、れいかさんは、紅茶にも”旬”があるって知ってる?
そういえば、夏ごろに”旬摘み”って書いてあるダージリンのセカンドフラッシュを飲みました。けど…、じつはよくわかってません…。
AOKI:野菜や果物に旬があるように、同じ農作物の紅茶にも、とくに品質の優れた茶葉が作られる時期、旬があるんだ。旬はクオリティーシーズンとも呼ばれているよ。
れいか:おいしい紅茶が飲める幸せな時期、それがクオリティーシーズンなんですね。夏に飲んだセカンドフラッシュが旬だとしたら、あれ?オータムナルは旬じゃないの??
Aoki:先走らない、先走らない(笑)。通常、クオリティーシーズンは年に1回きりなんだけど、標高300mから2,100mに及ぶヒマラヤの山岳地帯で高地栽培されるダージリンは、ほかの産地にはない個性や季節折々の特長に富んでいて、春・夏・秋の年3回、旬が訪れるんだ。
れいか:年3回も!すごい!!
AOKI:その3回というのが、春摘みのファーストフラッシュ、夏摘みのセカンドフラッシュ、そして秋摘みのオータムナルというわけ。
れいか:オータムナルって、秋の旬の紅茶のことだったんですね!オータムナルにはどんな特長があるんですか?
AOKI:その年最初の新芽で作り、発酵度が低く若葉のフレッシュな香りが楽しめるファーストフラッシュ、茶葉が成熟し、マスカテルフレーバーと呼ばれるフルーティーな香りと芳醇な味わいが楽しめるセカンドフラッシュに対して、オータムナルは茶葉が円熟してきて水色も濃くなり、まろやかな甘みと深みのある味わいが特長とされているよ。
れいか:紅茶初心者の私にオータムナルの良さがわかるかな~(汗)
AOKI:3つの旬の中で最も渋味が少なく飲みやすいのもオータムナル。紅茶初心者の方や渋味が苦手な人こそ、穏やかな風味のオータムナルはおすすめです。
れいか:よかった(ホッ)。じゃあ、私がブティックで買ったのも、深くまろやかな旬の特長のあるオータムナルなんですか?
AOKI:それが今回のオータムナルは、ダージリンの名園、ジッダパハール茶園がプリミアスティーのためだけに作り上げた限定品で、春摘み、夏積み、秋摘みの3つの旬の特長を併せ持った珍しいタイプの希少なオータムナルなんだよ。
れいか:えっ!どういうことですか??
AOKI:百聞は一見にしかず。実際に淹れてみよう。
れいか:ぜひお願いします!
AOKI:一般的なオータムナルの特長と違って、ほら、水色は澄んだオレンジ色をしてるでしょう。味わいもすっきりしていて、ファーストフラッシュのような清らかさがあります。
れいか:はい!さわやかで飲みやすいです。そして、甘い香りがします!
AOKI:よくわかったね。夏摘みの甘い果実のような香りがやさしく香って、その余韻が長く続くんだよ。
れいか:甘くてやさしい紅茶。おいしくて癒されます~♪
AOKI:ファーストフラッシュの青味、セカンドフラッシュのフルーティーな甘味、オータムナルの穏やかな風味という、春、夏、秋のダージリンの特長が楽しめるオールインワンタイプのオータムナル。気に入っていただけたかな?
れいか:はい!おいしさと飲みやすさと珍しさの3拍子がそろった貴重な紅茶ですね。ダージリンの奥深さがちょっとわかった気がします!
プリミアスティーのオータムナルはこちらからご購入できます
【公式通販サイト】2020ダージリン オータムナル ジッダパハール茶園
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